中古住宅でも住宅ローン減税が受けられる?【住宅ローン減税③】
更新日:2020/05/14
こんにちは、まいほむです。前回は「住宅ローン減税の適用条件」についてお話しました。
今回は住宅ローン減税について第3回、テーマは「中古住宅でも住宅ローン減税が受けられるか」についてです。
■中古住宅でも住宅ローン減税を受けることが可能!
「新築一戸建て」や「新築マンション」に適用されるイメージのある住宅ローン減税ですが、「中古一戸建て」「中古マンション」といった中古住宅にも同様に適用されることを知っていましたか?中古のリノベーション済み住宅などにも条件によっては適用されるため、新築を購入するよりもコストパフォーマンスが高くなり、注目が集まっています。
■中古住宅での住宅ローン減税の適用条件
中古住宅で適用される条件としては、通常の住宅ローン減税適用条件(参考:前回の記事)に加え、以下の「いずれか」の条件を満たす必要があります。
A:築年数が一定年数以下
鉄筋コンクリートや鉄筋鉄骨コンクリート造などの耐火建築物は築25年以内、木造などの非耐火建築物は築20年以内となります。
B:現行の耐震基準への適合証明書類があること
物件の築年数がAの条件をオーバーしていても、「耐震基準適合証明書」「既存住宅性能評価書(耐震等級1以上)」のいずれかがあればOKです。
C:既存住宅瑕疵保険に加入
既存住宅瑕疵保険(きぞんじゅうたくかしほけん)は、そもそも耐震基準に適合していないと加入できない保険のため、耐震性の証明として利用可能となっています。
現行の耐震基準を満たす耐震性がないと、住宅としての価値が低く、住宅ローン減税を受けることができないとみなされてしまいます。また、生計が同一の親族からの購入や、贈与された住宅では住宅ローン減税を受けることができませんのでご注意ください。
■まとめ
住宅ローン減税は新築だけで、中古住宅では受けられないと思っていた人も多いのではないでしょうか。次回のテーマは「リフォームだけでも住宅ローン減税が受けられる?」です。
お読みいただきありがとうございました!まいほむでした。
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